獣軍団全般検査顛末記・その3
6/7、無事仙台のぬいぐるみ病院に入場をした獣軍団たちは、すぐに検査が始まりました。
入院先のみさとソーイングさんは、国内のぬいぐるみ界ではおそらく最も有名な病院で、毎日全国からケガをしたり湯治を希望するぬいぐるみたちがやって来ます。獣軍団と同日には、年老いて頭の皮膚がかなり薄くなったアザラシのしろたんが運ばれていました。しろたんは病院始まって以来の重症らしく、獣軍団が退院した後もまだリハビリ中でした……。
ちなみに、みさとソーイングさんにはライブカメラがあり、HP上で病院内の様子が生中継されています。
下の画像は、獣軍団が運ばれた直後の用水路です。
※画像が粗いのはご容赦ください。
こうたろう、到着早々厳しくチェックされ
います(笑)
さらに、みさとソーイングさんはぬいぐるみが到着すると、HP上にぬいぐるみごとの専用掲示板を立ててくれます。病院と飼い主はそこでやりとりをしたり、治療の様子がわかる写真を随時アップしてくれるので、かなり安心です。
以下、みさとソーイングさんがアップしてくれた画像です。
(画像は自分のぬいぐるみであれば断り無くても使っていいよ、と言ってくれるのもありがたいです)
到着直後の獣軍団。「仙台で牛タン食べたいにょーー」と箱の中で暴れたこうたろうを必死でなだめたためか、しんぞうとしょうぞうはかなりお疲れの様子。
眼を外すにはハラワタを出すのが必須のため、こうたろうのみ開腹手術をすることに。しんぞうとしょうぞう、病院スタッフウォンビンさんが心配そうに見守っていました。
そしてこちらが、完全に身ぐるみを剥がされたこうたろう。病院ではこの状態を「レントゲン写真」と言います(笑)
また、中綿のことを「ハラワタ」と呼んでいます。
この時点で、こうたろうのハラワタが酒の飲み過ぎでカチンカチンのため要交換、さらに穴9箇所、ほつれ2箇所、合計11箇所ものケガがありましたという、衝撃的診断が下りました……(--;)
ああやっぱりか、こうたろう……、といった感じでした(苦笑)
こちらはお風呂に入浴中の様子。いい感じで黒いお出汁が出ています(笑)
※みさとソーイングさんでは、お風呂のお湯が汚れで染まることを「お出汁が出ている」と表現します(笑)
こちらは、泡風呂シーン。しんぞうとしょうぞうがドヤ顔になっているのは気のせいでしょうか……!?
風呂から上がってお休み中の様子。しんぞうとしょうぞう、すごくキレイになっています!!
こうたろうのオメメ、手術前。傷がつきまくりです(--;)
こうたろうのオメメ研磨手術後。
何かすごくクリンクリンになりました。
こうたろう、酒の飲み過ぎで傷んでいたハラワタを新しいものに交換している様子。手術後、シャキーンとしました!?
無事に手術と湯治を終え、仙台を出発するにスタッフのウォンビンさんとたまさん、他の付き添いぬいぐるみさんたちにお見送りされる様子。しょうぞうが「どうだぞう!!」と超ドヤ顔になっているのが笑えます。
入院から退院まで2週間はかかると思っていましたが、6月はJRと同じくぬいぐるみ病院も閑散期なのか、10日もかからずに帰って来ました。6/24からの旅行に間に合えばいいと思っていたのですが、予想以上のスピード帰還でビックリです。
ちなみに治療費は、3頭合計で2万ちょいでした。特に眼の手術とハラワタ交換、さらにケガの治療までしたこうたろうの治療費がかさみました……(しんぞう、しょうぞうの3倍です!!)
それに対し草食の象族は、食のせいか健康そのものでハラワタ交換・ケガともに無しの健康優良獣という診断が下りました。やはり肉と酒の飲み過ぎは人間と同じく獣の健康も害するということですね!?(笑)
―その4へ続く
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